東京都交通局(都営地下鉄)10-000形は、京王電鉄との乗り入れに備えて登場した、東京都第三の地下鉄・新宿線用車両である。
昭和46年に登場した試作車は、三田線6000形、浅草線5200形に通じる切妻スタイルであったが、昭和53年に登場した量産車からはFRP整形のお面をかぶせた、
いわゆる額縁スタイルとなった。また、セミステンレスだった車体も増備途中からオールステンレスになり、試作編成の010Fと最終編成の280Fでは別形式といってもいいほど差異がある。
10連化を想定したナンバー付番となっているものの現状は8連までであり、2004年11月よりセミステンレスの初期車から置き替えが開始されている。
なお、ここでの呼称・分類は私独自のものであって、正式なものではないことを予め断っておく。
公開:2004年01月01日